FXと外貨預金がいかに違うか
FXのスワップ派は、実はやっていることは外貨預金と同じです。 お金を預けて金利を受け取って、適当な時期に不動産投資売る(解約)するのですから。 しかしながら、FXCFDをご承知の皆さんは、 絶対に大手都銀などが推薦する外貨預金に 手を出してはなりません! これはぼったくりと言ってもいいくらい外貨預金銀行のお得になる取引です。 以下に、FXと外貨預金がいかに違うかをまとめました。 もし外貨預金をなさっている方がいらっしゃいましたら、速やかに投資信託解約し、FXに移行することをオススメします。 (レバレッジ1倍なら同じと思っている方がいますが、レバレッジ1倍の取引でも、圧倒的にFXが有利です。) もし仮に外貨預金を始めてしまっていて、商品先物取引FXへの移行を考えておられる方がいらっしゃいましたら、 過去記事「外貨預金解約してFX始めた方が損か得か?!」も併せてご覧ください。 1.外貨預金はFXに比べてもらえる金利が安い。 例えばFXで豪ドル1万ドルを保有したとします。 1豪ドル=97円の現在(2008年04月22日)、1日あたりのFXのスワップは175円ですので、年間では63,875円の金利収入です。 このとき、豪ドル1万ドル=97万円に対する利率は6.59%です。 これに対し、みずほ銀行の1年もの定期は、金利が5.65%となっています。 定期にして「自由に引き出せない」という不自由さを負った上に金利も低いのです。 FXが「自由に引き出せる」ことを考えると、外貨普通預金金利と比べるのが適切かもしれません。 その場合の金利は、豪ドルで0.50%となり、FXの6.59%と比べて大差がつきます。 2.外貨預金は手数料が高い。FXは手数料が安い。 FXでは、売買手数料は、米ドル1万ドルあたり片道500円、スプレッドと呼ばれる売買のレート差も5銭程度です。 (最近では売買手数料は無料のところも多いですが、全てのFX会社がそうとも言えないため、標準的な片道500円で計算してみます。) よって、1万ドルを買うとき、500円+500円=1,000円程度です。往復の売買では2,000円程度です。 これに対し、みずほ銀行の外貨預金の場合は、豪ドルの売買レートの差が5円です。 実に、このスプレッドの差が銀行側の法外な利益の源泉です。 具体的に、1万豪ドルを97円のときに買い、1年後に同じ97円だったとして、その値段で売ったとしましょう。 FXでは、得られる利益は63,875円、手数料が2,000円ですから、純利益は61,875円。 97万円に対する利益は6.38%です。(レバレッジ1倍の場合) これに対し、みずほ銀行の外貨預金の場合は、金利5.65%ですから、利益は54,805円。 売買レートの差が5円あるので、99.5円で買って94.5円で売ったのと同じことになり、5万円のマイナスです。 (99.5万円で買って94.5万円で売ることになるので、差額はマイナス5万円) よって、純利益は4,805円です。(54,805-50,000) ※米ドルの場合は、往復2万円のスプレッドです。それでも、FXに比べれば法外に高いです。 このとき、投資額1万豪ドル=97万円に対する利益は0.50%です。 当初5.65%のはずだった「高金利」(このままでもなぜかFXより低いのですが)が、0.50%になってしまいました。 これで、1年間引き出すこともできない(定期預金のため)のだから、ほとんど魅力がありません。 2008年04月19日付けの週間ダイヤモンドが 「外貨預金により外貨で運用した場合のリターンは、基本的に円で運用したリターン並み」 と酷評していましたが、実に的を得ています。1年の定期預金が0.50%なのですから。  もちろん、1年の預金でなく、2年、3年と運用を長期化していけば、 金利利益が増えて売買損のウェイトは薄まるでしょう。 しかし、預金金利自体もFXに比べると外貨預金は低いことを思い出してください。 すなわち、外貨預金は続ければ続けるほど損なのです。 さらに、↓で述べるレバレッジを加えればその差は歴然としてています。 3.外貨預金はレバレッジ1倍のみ。FXはレバレッジの設定が自由。 FXでは、レバレッジは自由に設定できます。 たまにFXは高レバレッジでないと運用できないと思っている方がいますが、そんなことはありません。 リスクを負って高いレバレッジをかけるもよし、安全に低レバレッジ(2〜3倍)で運用してもOKです。 実際、私はレバレッジ3倍程度で運用しています。 もちろん、レバレッジ1倍も可能です。 これに対し、外貨預金では、レバレッジ1倍しかできません。 すなわち、1豪ドル=97円のときに1万ドル預金するには、97万円必要です。 レバレッジ3倍ならば、1万豪ドルのポジションを持つには32万円で済みます。 レバレッジ1倍しかできないというのは資金効率が悪いことを意味します。 2〜3倍なら十分に低リスクと言えると思います。 4.為替リスクは外貨預金もFXも同じ。 為替変動によるリスクは、外貨預金もFXも同じです。 FXはハイリスクと言われることがありますが、それはレバレッジを高めたハイリスク・ハイリターン取引を望んだ場合のみです。 私はFXでローリスクの取引を自ら選択して行っています。 ハイリスクでもローリスクでも、預託した証拠金以上の額を取られることはありません。 5.外貨預金はペイオフ(預金保険法)の対象外。FXは信託保全業者を選べば信託法で保護される。 最後に、外貨預金はペイオフの対象外なので、銀行が破産した場合などには、保護されません。 FXは、(業者によりますが、)第三者の銀行へ顧客資産を信託保全している業者を選べば、FX業者に万一のことがあっても、顧客財産は保護されます。 例えば、私のメイン口座のセントラル短資は、三井住友銀行へ即日全額信託保全しています。 これにより、仮にセントラル短資が倒産しても、顧客財産は債権者による資産差し押さえから逃れることができます。 以上見てきたように、レバレッジが1倍、つまり大手銀行の外貨預金と全く同じ条件で比較しても、FXの方がはるかに優れています。 FXは、わかりにくさも手伝ってまだ一部の人にしか広まっていませんが、5年後には外貨預金をする人は全員FXに流れていくのではないかと思います。 (おまけ1) みずほ銀行は「特約付き外貨定期預金」というものも販売していますが、これもやってはいけません! これはリスクをヘッジしているように見えながら、実はリターンを少なくしてリスクはそのまま購入者が持つという商品です。 (おまけ2) ソ○ー銀行の外貨預金は、大手銀行の外貨預金よりはるかにマシで、スプレッドは1万豪ドルで往復5,000円です。 これは、みずほ銀行の50,000円の10分の1の手数料ですが、 それでも標準的なFX会社のスプレッドである往復1,000円に比べて5倍も高いです。 ←FX スワップ・長期投資派 にほんブログ村ランキングに参加しています。 ←50位付近で健闘中!為替ランキング 私のメイン口座は、セントラル短資オンライントレード。理由は、右サイドバーをご覧ください。 FXスワップ派サラリーマンのまったり資産運用 TOPへ戻る 外貨預金解約してFX始めた方が損か得か?! 2008/04/01(火) 本日のスワップ金利収入は+2,906円です。 ←スワップ派が沢山いらっしゃいます! ←更新の励みになりますので、応援ポチお願いします! 本日はゆゆさんのご質問にお答えします。 --- はじめまして。 私は、最近の円高で外貨預金を始めてしまいました。しかも銀行でです。 そして、FXのほうが断然良いという結論に達しました・・おそすぎ。 で、100万円を102.5円時点で米ドル預金し、ただいま含み損として、5万円くらいです。 これを今解約して、FXで豪ドルのレバレッジ2倍でやりなおすか(今円高だし、5ヶ月くらいで取り戻せる計算になりますよね。)それか、もう少し待って、100万円がとんとんになったころに解約して(いつになるのか不明ですよね・・)そのときにはどうなっているか分かりませんが、できれば豪ドルで長期投資(その頃にはいまより豪ドルたぶんあがってますよね・・)どちらがスワサラさんはいいとおもわれますか・・・・ ちなみに、20〜30万円の余裕資金で 新たにFX(こちらは短期で考えて運用)はじめています。 飛びついてはじめてしまった外貨預金・・悩みの種です。 長文もうしわけありません。。 ゆゆ --- ゆゆさん、ご質問ありがとうございます。 (1)外貨預金をそのまま続ける場合と、(2)外貨預金をやめてFXを始める場合を比較してみましょう。 (1)でも(2)でも、一度外貨預金を始めた以上、 その解約時にとられる手数料(スプレッド、1万通貨あたり片道約1万円。銀行によって変わります) は同じです。 (参考) シティバンク(外貨預金)  →1万通貨あたり片道10000円 東京三菱UFJ銀行(外貨預金)  →1万米ドルあたり片道10000円  →1万ユーロあたり片道15000円  →1万ポンドあたり片道40000円  →1万豪ドルあたり片道20000円  →1万NZドルあたり片道20000円 みずほ銀行(外貨預金)  →1万米ドルあたり片道10000円 ※米ドルのみATM取引は1万米ドルあたり片道6000円に優遇  →1万ユーロあたり片道15000円  →1万ポンドあたり片道40000円  →1万豪ドルあたり片道25000円  →1万NZドルあたり片道25500円 異なるのは、スワップ金利です。 しかも外貨預金はレバレッジ1倍しかできませんので、FXで豪ドルのレバレッジ2倍でやるのであれば、 期間が長くなればなるほどスワップ金利の収入額には大きな差がついてきます。 (さらに言うと、同じレバレッジ1倍でもなぜかFXの方がスワップは大きいです。) あとは、(2)の場合には定期前の解約であればペナルティが発生するかもしれないので、 それは銀行に確認した方がよいですね。 いずれにせよ、相場の上下に応じて決めるのが得策とは思えません。 外貨預金の損益がゼロの地点でFXに乗り換えた場合、 FXでポジションを作る場合に円安になってしまっていると思うので、 高値のポジションになってしまうからです。 どうしても損を出すのが嫌なのであれば、外貨預金が解約しても損が出ない時点まで待ち、 次にFXでポジションを作るときには 次の円高局面を(数ヶ月〜1年)待ってから始めるという手もあります。 最後に、ゆゆさんは外貨預金を始めてからFXの方が有利だと気づいたと反省しておられますが、 まだFXのことを知らない方が世の中には沢山いらっしゃいます。 今の時点で気づけただけでも相当にすごいことだと思いますし、その勉強する気があれば (たとえ一時的に「勉強代」として失ったとしても)長期的に資産を増やすことができると思います。 ←スワップ派の技はこちらでもお勉強 ←50位付近で健闘中!為替ランキング 私のメイン口座は、セントラル短資オンライントレード。理由は、右サイドバーをご覧ください。 FXスワップ派サラリーマンのまったり資産運用 TOPへ戻る 「日本円」を持つというリスク 2007/02/23(金) 本日のスワップ金利収入は1,649円です。 ←更新の励みになりますので、応援ポチお願いします! ←スワップ派が沢山いらっしゃいます! 結婚が決まった友達と話していて、 ・将来の子供の学費や住宅購入費の計画を始めないといけないなー ・定期預金や国債を考えている なんて話題になりました。 その友達は、今まで三井住友銀行で短期の定期預金(0.15%)にしていたのですが、